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雇用 — DISPATCH

派遣社員の残業代。
誰が払うのか、誰が時間を決めるのか

派遣で働く場合、雇用主は派遣元です。だから残業代を請求する相手は派遣元になります。ただし、労働時間を決めているのは派遣先です。

公開 2026.10.23改訂 2026.10.23根拠 労働者派遣法 第44条

よくある相談 — Q & A

相

相談者

派遣の残業代は、どこに請求するんですか?

答

回答者

派遣元です。雇用主が派遣元なので、支払い責任も派遣元にあります。

相

相談者

派遣先には何も言えないですか?

答

回答者

労働時間を管理しているのは派遣先なので、記録の開示は両方に求めることになります。

詳しい条件と計算は、この下の本文で確認できます。

01

責任の分かれ目

労働者派遣法により、割増賃金の支払い責任は派遣元にあります。一方、実際の労働時間の管理(指示・把握)は派遣先が行います。

派遣先が残業を命じたのに、派遣元が「聞いていない」として支払わない場合、派遣元の未払いになります。派遣元は派遣先に請求できますが、労働者との関係では派遣元が支払う義務を負います。

02

請求の進め方

まず派遣元に、勤怠記録の開示と未払いの確認を求めます。あわせて、派遣先での就業時間が分かる記録(タイムカード、業務日報、メール)を保存します。

派遣元と派遣先の間で責任の押し付け合いになることがありますが、労働者の請求先は派遣元で変わりません。

よくある反論 — 会社の言い分と、こちらの整理

会社が言いがちなことこちらの整理
派遣先が払うものなので派遣元に言ってくれ 賃金を支払うのは派遣元です。ただし、時間を決めていたのは派遣先なので、実態の記録は両方に必要です。
派遣先の指示なので派遣元は関与していない 派遣元にも労働時間の把握義務があります。把握していなかったことで、未払いが免れるわけではありません。
契約上の時間を超えた分は派遣先と精算済み 派遣元と派遣先の間の精算は、労働者への支払いとは別です。未払いがあれば労働者に支払う必要があります。

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